辛い現実から抜け出せない人へ。バシャール流の自己肯定感の高め方

self-worth

辛い現実も良い現実も、自分の創造だと認識できても、うまくいかないときは、やはり周りのせいにしたくなったり、無力感を感じますよね。ではどうすれば目の前の出来事をニュートラルに捉えて、願望を体験できる?バシャールは、その鍵を握るのは、「観念」を書き換えることだと言います。その結果、自己肯定感が高まり、目の前の現実も好転するとか。お話ししたいと思います。

辛い現実から抜け出せない人へ。バシャール流の自己肯定感の高め方

先日岩盤浴に行ったんです。めちゃくちゃ気持ちよくて、今の自分に必要だったんだなぁーと実感しました。

岩盤浴前のサロン受付では、ものすごくキツかった長靴。やっとこさ脱げたときは、ふうふう顔のクタクタでした。まだ何もやっていないのに……。むくんでいたんですねー。

一方、岩盤浴から帰った家の玄関では、シュポンッと気持ちよく脱げたんです。嬉しい驚き!

体と心の両方のむくみが取れて、本当、スカッとしました。

そんな岩盤浴の休憩中に、バシャール本を読んでいたんです。

気分が良くなって体の力みが取れると波動が上がるので、読んで気になる箇所が違ったり、理解の深さが変わったりするかなと、人体実験もかねて。

参考:願う現実が引き寄せられないなら。微細な望みをキャッチし、叶える簡単なコツ

で、改めて目に留まったのは、私たちがどういうふうに嫌な現実を創り出すかというバシャールなりの解説でした。

それがやはり、アメリカで勉強していた心理学とも似ているんですね。

バシャールとは?

バシャールは、高次元の知識や洞察力を持つとされる多次元生命体です。

平たく言えば、私たちよりいろんなことが見える意識です。

次元で語れば、例えば平面の世界(2次元世界)からは、立体の世界(3次元世界)は捉えられません。

でも、3次元世界からは3次元も2次元も認識できますよね。

立体世界に生きている私たちが立体のPCが見えて、PCに映し出される平面の文字も読めるように。

というようにバシャールは、私たちよりも次元の多い世界にある意識なので、私たちの理解を超えた、現実の成り立ちを捉えられるのだそうです。

参考:感情の22段階と現実の7次元について。忘却のゲームから抜けて、統合に向かうためには

そこで、バシャールは、宇宙の仕組みや現実創造について私たちがわかるように解説する多次元生命体ともいえます。そのメッセージは、ダリル・アンカというアメリカ人男性がチャネリングして伝えているのが有名です。

でもバシャールは、多次元にあるので、誰でもある意識状態につながれば、バシャールの叡智とアクセスできるともいえます。

で、バシャールの暮らす惑星エササニが本当に存在するのかなどの真偽はさておき。

スピリチュアリティと心理学の両方に興味がある私は、バシャールの解説は、心理学の考え方と重なる部分も多いので、「なるほど」と納得できる部分は、実生活に取り入れているんですね。

バシャールの現実創造のメカニズム

では、バシャールは、私たちがどういうふうに現実を創造していると解説するのでしょう?

そこで、まず理解しておきたいのが、私たちのパーソナリティー魂の青写真についてです。

それぞれについて解説してきます。

パーソナリティーとは?

パーソナリティーというのは、私たちの性格や個性のこと。具体的には、固有の感情の傾向、思考スタイル、行動パターンなどを指します。

心理学では、ビッグファイブ理論といって、パーソナリティーを「開放性」「誠実性」「外向性」「協調性」「神経症的傾向」の5つの因子の強弱で説明したりもします。

パーソナリティーは、自己認識(自分で自分のことをどう思うか)、他者との関係、仕事や人生の目的など様々な影響を与えます。

そこで心理学や社会学などの分野で広く研究され、ビッグファイブ理論をはじめ、さまざまな理論や研究があります。

バシャールが考えるパーソナリティーの三要素

では、バシャールは、パーソナリティーをどう説明しているのでしょう?

こちらで、バシャールは、パーソナリティーと魂の青写真(後述)による現実創造のメカニズムを丁寧に解説しています。

まず、パーソナリティーは、以下の3つの構成要素からなっているといいます。

  1. 観念や定義という概念
  2. 感情と思考という経験
  3. 物理的なふるまい(行動や反応)

私たちは、現実そのものを体験しているのではなく、この3つが影響しあって、それぞれのパーソナリティーが映す現実の一部を経験していると、言うのです。

具体的にお話ししましょう。

例えば、私が日照り続きの農家だったとします。

となると私には、作物の恵みの水となる雨は、良いものという観念(定義)がありますね。

すると、雨が降ったことで、「嬉しいな」「ありがたいな」「助かったな」という感情(喜び・感謝・安堵など)や、「水をやる手間やお金が省ける」という思考が生まれます。

そして、水やりという労働の代わりに、休んで読書したり(行動)、それを喜ぶ体は、筋肉の緊張が緩んでリラックスしている(反応)かもしれません。

けれども、私が新品の革靴を履いてウキウキ出かけて、突然、大雨が降ったとしたらどうでしょう? 傘も持参していません。

そこで抱く感情は、ガーン(絶望・後悔・苛立ち・不満)です。

私には、傷んでしまった靴は価値が下がるとか、濡れるのは気持ち悪い、髪の毛がぐしゃぐしゃになった自分はみずぼらしいとか、雨に打たれると風邪をひくとか。

様々な、雨は厄介だ、という観念(定義)があって、そんな頭の中の方程式に反応して誕生した気分です。

「嫌だな」という気持ち(感情)が芽生えた後には、「なるべく濡れないような場所を歩こう」とか「早く帰って手入れしないとな」という思考が芽生えます。

そこで、ガード下を歩いてみたり、コンビニで傘を買ってみたり(行動)。

体は「嫌だな」と思っているので、顔は顰めっ面で、全身が硬く緊張している(反応)かもしれません。

現実は良い悪いもない。すべてニュートラルな出来事

つまり、私たちが体験する現実はすべて、観念からスタートしているのですね。

そしてバシャールが言うには、現実には本来、良い悪いはなく、ニュートラルなもの。

私たちがそこに、自分にとって良いとか悪いという意味づけをしているだけなのです。自分が現実を創っていると言われるのは、この仕組みのためです。

そこで、現実を変えたければ、自分が望む現実を創り出すように、まず観念を書き換えればいいのです。

そうすれば、体験の解釈が変わるので、それに伴う感情や考え、反応も自動的に変わっていくからです。

本の中で、ある人がバシャールに質問しました。

自分が現実を作っているのはわかります。けれどもやはり辛いとか、嫌だという反応は起きてしまいます。

わかるわー。スピリチュアルについて、ある程度勉強したら、ぶち当たるのがコレです。

仕組みはわかったけど、気分は悪いままだよと。

自分が創っているというのは気づいたんだけど、それで現実の体験を変えられるっていう実感がイマイチ持てない。

自分が創造する、気分が悪い現実はずっと変わらないままじゃないかと。

嫌な気分は、魂の青写真からズレているというお知らせ

バシャールが言うには、3つの構成要素からなるパーソナリティーは、魂の青写真にピタッとハマる枠組みのようなもの。

そして、魂の青写真とは、個人が存在する前から決められている魂の目的や進化の方向性を表す、個々の魂に描かれた設計図のようなものだと説明しています。

それは、生まれ変わっても持ち越される、私たちの固有の波動エネルギーともいえます。

個人のポテンシャルや興味、適性、才能、挑戦すべきテーマ、人生の目的などを含んでいるんですね。

だから、カルマ(個人のエネルギーの傾向性)みたいなものかなとも思います。

そこで、魂の青写真に沿った生き方ができれば、エネルギー(ポテンシャル)や人生を最大限に活用できるとバシャールは、言います。

それは、木がすくすくと太陽に向かって伸びていくようなもの。

私たちが本当の自己とつながりを持ち、内なる指針に従って行動できるということです。そしてその自然な自分が誰かの役に立ったり、感謝されたりもする。

つまり、外野からの「べき」や「ねば」の声を超えた、私たち本来の魂の筋書きにあった生き方をするということですね。

そこで、そもそもパーソナリティー(観念、感情や思考という経験、行動や反応という振る舞いのすべて)が、魂の青写真にピタッとあっていれば、気分がいいはずなんです。

岩盤浴でスカッとした後みたいに。

でもそうじゃないということは、パーソナリティーが魂の青写真からズレているんだよ、と、気分(体験)が教えてくれているんですね。

だから、嫌な気分を必要以上に心配する必要はないんです。

ただ、岩盤浴前のむくみみたいに、パーソナリティーと本来のエネルギーがうまくハマっていないよー、無理しているんじゃないー?という、ありがたいアドバイスだと捉えて、「では、どういうふうに現実を捉えて、行動したら自分が心地よいの?」と選択し直せばいいんです。

観念のバグと自己肯定感の深い関係性

パーソナリティーの3つの構成要素のうち、気持ちや思考、行動を決める定義が観念です。

だから、バシャールは、嫌な気分になって体験を変えたければ、パーソナリティーのうちの観念の回路がどこかが壊れているから、まずチェックしてみたらいいんだよ、と言っています。

観念にバグがあるということです。

つまり、AはBであるとするプログラム(定義)に誤りがあって、幸せを体験できないということですね。

幸せや安全や快適や豊かさや喜びが体験できない場合、どんな観念においても、その底にあるのは、条件つきの愛です。

つまり、「ありのままの自分(の体験)ではダメだ」「もっとこうならないと愛されない(認められない)」「存在してはいけない」という観念です。

そんな観念のバグを修正すれば、自己肯定感も高まっていきます。

参考:自己肯定感とは? 映画『エブエブ』が示す自分の価値を信じるために必要なこと

自分と、自分を包む世界を信頼する

生きているだけですごいこと。私は素晴らしい。

何が起きても大丈夫。すべては必要なことが必要なタイミングで起きている。

そんなふうに自分と、自分を包む世界を信頼すると、その心が映す世界も、私たちに微笑んでくれます。

ただし、物質化に必要な時間があるので、時差があるんですね。

だから、今の自分の目の前に広がるのは、過去の残像だと気づくこと。

そして、その現実をどんな観念(思い込み)で捉えると、気分がホッとできるのか。そしてどんな考えや行動をとれば、魂の青写真と一致して、エネルギーが充満していくのか。

そんなふうに一つひとつの自分の内側の設定を丁寧にチェックしながら、感じて、考え、行動を取ればいいのです。

参考:引き寄せの「予祝」とは? 実現したエネルギーをいま感じるとはどうやったらいいの?