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ハイヤーセルフと繋がる方法とは? 問題を解決する、自分を超えた答えのダウンロード法

心配ごとや悩み、どっちを選んだらいいかわからないときに、ベストな答えを知りたいと思いませんか? そんなときは、あなた専属のハイヤーセルフが力強い味方になってくれます。そこで、ハイヤーセルフとは何か、どんなふうに質問したらいいのか、どう答えてくれるのか。また心理学者マズローの考える、ハイヤーセルフと繋がったときの人の状態(超越状態)を参考に、ハイヤーセルフとつながりやすい状態について解説していきます。

 

ハイヤーセルフとは?

ハイヤーセルフ(Higher Self)とはその名の通り、より高い自分、高い次元にある意識のことです。つまりハイヤーセルフの存在しない人は、誰一人いません。ハイヤーセルフとは、私たちの認識を超えた、私たち自身のことですから。

 

私たちには、このように全身全霊で愛してくれる、力強いサポーターが24時間365日ついています。だから心細くても、孤独でも、誰一人として、たった一人ではないのです。

 

ハイヤーセルフの意識には、大きく2つ特徴がある。

では高次元の意識(ハイヤーセルフの意識)とは具体的にどういったものでしょうか?その特徴は、大きく2つあります。

 

第一に、私たちよりも私たちのことをわかっているという点です。

「木を見て森を見ず」ということわざがあります。これは、ものごとの一部や細部にとらわれて、全体像がつかめていないことをいいます。目線が低いと、そこに1本の木があるのはわかるけれど、それが大きな森であることは認識できません。

 

ヘリコプターにでも乗って見渡し、それが森だとわかれば、我こそはと一本の木の枝をぐいぐい伸ばすよりも、剪定したほうが木立がよくなり、森だけでなく、一本の木の助けにもなることが見えてくるかもしれません。

 

「こういう見方しかない」ではなく、広い視野を持って、柔らかくいる。このように高次元の意識(ハイヤーセルフ)は、私たちの通常の意識よりも、視野が広く、高い次元で現実を捉えられます。つまり、ハイヤーセルフに繋がることで、これまでの経験や理解では解決できなかったことの答えやヒントも得られます。

 

第二の特徴は、無条件の愛の意識であること。草花が教えられることもなく、あたりまえに太陽の光(愛)に向かってスクスクと伸びますが、高次元の意識はこの太陽の光のように育む愛のエネルギーから生じます。それは、誰よりも私たちのことがわかっていて、無条件に愛し、深い勇気を与え、その成長を応援してくれる存在です。

 

愛からくる意識ということは、大前提として、不安や怒りを作り出すものではないので、心理的な焦りや、自由が効かないという義務意識、批判や否定から行動しようとするとき、それはハイヤーセルフの導きではないと心に留めてください。

 

ハイヤーセルフとつながって、答えを得る方法

なにかうまくいかないとき、トラブルにあったときは、ハイヤーセルフにアドバイスを求めるチャンスです。ハイヤーセルフはいつも私たちの役に立ちたいと思っていますので、問いかけてみましょう。

 

作家のアラン・コーエンは、黄金の質問をこう挙げています。

「この出来事は、人生をより幸せにするために、どう役立ちますか?」

 

愛からのハイヤーセルフ意識では、病気や別れ、突然の災難だとしても、この世界にネガティブな出来事はありません。その目線では、すべてが私たちの成長を促す機会なのです。

 

そこで「もっと幸せであるために、この出来事から何を学べますか?」と、答えを求めてみましょう。怒りや不安、犠牲者意識と繋がった状態では、ハイヤーセルフと同次元にないので、いくらハイヤーセルフが答えてくれていても、その答えが受け取れません。ラジオと同じで、聴きたい番組のハイヤーセルフの意識に周波数を合わせる必要があるのです。

 

ハイヤーセルフからの答えは、ふと開いた本に書いてあるかもしれません。電車で隣に座った人が来ているTシャツのイラストかもしれません。川辺を散歩しているときに、ふっと心に沸き起こってくるかもしれません。耳についた音楽のフレーズかもしれません。大抵はこのように微かなものです。

 

ハイヤーセルフは、強いメッセージを発することもあります。けれども彼らは私たちの自発性を尊重してくれる存在ですから、終末論的な「○○しなければ、〜になるぞ」のような恐れを誘うような警告や脅しでは、メッセージを伝えません

 

そういったメッセージを受け取ったとしたら? 伝えてきた相手、もしくは受け取った自分の視野が狭くなっていないか、そこに恐れや不安、なんらかの利害がからんだコントロールがないかを確認しましょう。

 

洗脳にも使われる、恐怖を利用した強い催眠法を「驚愕法」と言います。解離と呼ばれる人の心の防衛反応を利用したもので、私たちは強い恐怖体験をすると、現実世界との接点が薄れてしまいます。現実世界に臨場感を感じなくなってしまうことで、洗脳者の言葉を信じてまったく必要のない壺を買ってしまったりするのです。ハイヤーセルフはこのように恐怖という刺激を使って私たちをコントロールすることは決してありません。いったんニュートラルに捉え直してみましょう。

 

もしも自分がその悩みすべてから完璧に抜けた状態で、なおかつその幸せをほかの人にも広げたいぐらい豊かさがあふれているときでも、体中の細胞が「イエス!」と同意しますか? と。

 

いまは悩みのただなかで、そんな状態じゃないのに? と疑問に感じられるかもしれません。

けれども現在見ているものは、過去の残像です。いま何をどう決めるかで、未来は決まるので、すべてが解決され、なおかつイメージする以上の理想状態というのは、信じられないかもしれませんが、当たり前のようにいま別次元に並行存在しているのです。その次元にチャンネルを合わせます。

「いまの問題がまったくなかったとしたら、自分はどうするのだろう?」という捉え直しのステップにおいても、視点がどんどん拡大し、オープンになっていくような感覚で、楽しみながら行いましょう。

 

ハイヤーセルフの答えか、恐れによるものかを見分けるために、瞑想などを定期的に行うのもオススメです。瞑想は、私たちの脳波をα波(8-13Hz/秒)やθ波(4-8Hz/秒)に変えて、分析的思考がメインとなる通常意識を超えた意識状態の変性意識(Altered state of Consciousness)にするからです。変性意識では、自我のコントロールが緩むので、ハイヤーセルフが管轄する領域とつながりやすくなります。

動画で解説! 不安、ざわざわがリラックスする、5分間の心落ち着き瞑想。

 

五大欲求の先にある、ハイヤーセルフと繋がった状態とは?

心理学者マズローが晩年に残したZ理論。

ところで、ハイヤーセルフという概念は、なにもスピリチュアル世界に限ったものではありません。例えば、わたしがアメリカの禅センターで暮らしていたとき、すべての人の心には「仏性(Buddha’s Nature)があるといわれました。私たちは修行によって何かになるのではなく、もともと備わっている本質であるその大いなる存在と繋がるのだと。これは仏教的に言うハイヤーセルフのことでしょう。

 

また、心理学の分野では、マズローが自己超越(Self-transcendence)という言葉で、ハイヤーセルフとつながった状態の人について説明しています。

 

マズローは、人間は自己実現に向けて、常に自己成長し続ける存在だと言いました。

その成長欲求には5段階あるとされます。

 

マズローの成長五大欲求。

1生理的欲求 食べ物が欲しい、眠りたいという生命維持のための本能的欲求

2 安全の欲求 住む家や生活費など、安全安心に生きたいという欲求

3 所属(愛)の欲求 家族、友人関係、職場などに属したいという社会的欲求

4 承認欲求 価値ある存在と他人から認めてもらいたいという欲求

5 自己実現欲求 自分の能力を最大限発揮し、自分らしく生きたいという欲求

 

マズローが晩年に残した“Theory Z  Z理論(1969年)”では、この自己実現は私たちの成長の最終形ではなく、人間には、これら五大欲求の先に、より高次元の欲求の「自己超越(Self-transcendence)」があるとしました。

 

ハイヤーセルフと繋がった状態、Z理論の自己超越とは?

彼は、自己超越者(Transcendent) の特徴を次のようにまとめています。これこそがハイヤーセルフ(高次の意識)と一体となった状態だと言えるので、参考になれば幸いです。

 

以下は、マズローの“Z理論(Theory Z)” (re-printed in Maslow’s basic text on Transpersonal Psychology,  The Farther Reaches of Human Nature, NY: Viking, 1972:)からの抜粋を筆者が日本語に簡訳し、定義を加筆(主に、※以下)したものです。

このなかからピンと来る資質を真似してみることも、ラジオのチャンネルを合わせるような効果があるので、ハイヤーセルフからのメッセージを受け取りやすくなります。

 

  1. 超越者たちにとって、超越体験こそが人生で最も重要である

  2. 彼らは、気軽に、普通に、自然に、無意識にBeing(※何かをするのではなく、純粋なエッセンスとして”在る”状態)という言葉、詩人、神秘家、先見者、深遠なる宗教家たちの言葉を語る…

  3. 彼らは、統合的、神聖な捉え方をする(世俗のなかに神聖さを見出す。すべてに神聖さを見出すと同時に、欠乏の意識という日々の実用的な捉え方もする)

  4. Being(※在る)という価値観(高次の意識。完全、真実、美、善、一体性、二元性の超越など)によって、よりいっそう意識的かつ注意深く(※行動や判断を)動機づけられる。

  5. 彼ら(超越者同士)はなぜかお互いのことをわかるようで、初対面でもすぐに親しくなり、認め合う。

  6. 美に対し、より敏感に反応する。これは、むしろすべての事物を美化する傾向…または、他の人よりもずっと簡単に美に反応する傾向がある…

  7. 世界について、よりホリスティック(全体的)である。(※他者との違いや区別性、境界が薄れている)

  8. 精神内部の、個人間の、異文化間の、国際間のシナジー(※”全体の合計は、個々の部分総和より大きくなる”の意)への自然な傾向が高まる。…競争、勝つか負けるかというゼロサムゲーム精神からの超越。

  9. 当然、エゴ(自我)、私、アイデンティティをよりラクに超越する。

  10. 彼らは愛しい存在なだけでなく、より畏怖を感じさせ、地球上の者とは思えず、神のような、聖者的で…たやすく貴い気分にさせる人たちだ。

  11. 超越者たちは革新者、新しい法の発見者になることが多い。理想や在るべき、なせるはずの、より明確なヴィジョンをもたらし、それを照らしだす。

  12. より恍惚的で、高次の至福を体験できる。しかしその一方、人々の愚かさや、彼らが自ら招いた失敗、盲目性や互いへの残忍さ、その視野の狭さという宇宙次元の悲しみに目を向ける傾向がある…おそらくこれは、彼らが世界の美、すなわち、人間性が備える聖なる可能性、人間の邪悪さという不必要さ、良い世界にむけて明らかに必要とされるもの、に直接目を向けることで支払われる代償だろう。

  13. (※マズロー5大欲求との)比較において、優れた人、そうではない人と識別されるような、“エリート意識”をめぐった根深い対立は、超越者たちにはラクに解決―少なくとも管理―される。なぜなら彼らはよりたやすく、すべての人、無生物の存在においても、そこに神聖さを見るからだ。

  14. 常人とは違って、超越者の場合は、知識の増加と、神秘と畏怖の念の増加に強い相関関係がある。超越者や神秘体験者にとって、神秘は恐ろしさというよりむしろ魅力的で挑戦的なものである。より高い次元での人間性の成長とは、神秘、畏怖の念、謙虚さ、究極的な無知さ、畏敬の念と正の相関関係にある…

  15. 奇人変人を恐れる程度が低いため、クリエーターの良き選考者となりやすい。

  16. 超越者たちは、より大きなホリスティック(全体的)な意味で、神やオリンポス山の(神々的な)“天から”の視点から、ときに悪が必然となり、必要になると、“悪との和解”がなされるべきと理解している。この姿勢は、悪をより深く理解し、より大きな慈悲を持って、相反する考えを薄めながらも、それに対する怯まぬ奮闘を生むものである(※筆者の理解では、悪の存在を無いものと拒否するのではなく、在るものと認めたうえで、慈悲の心や愛という善を培うためにそれを利用するという意)。

  17. 超越者たちは、自分を単に、才能の運搬者、超人的なものを届けるための道具、偉大な知性、技能、統率力、能率を一次的に介する話者とみなす傾向が強い。彼らはある種独特の、自身に対する客観性、分離感を持つので、超越者ではない常人にとっては、彼らは傲慢、壮大、気違いじみてうつるかもしれない。

  18. 超越者たちは原則的に(統計データ無し) 、有神論者または無神論者として、より深淵に“宗教的”または“スピリチュアル”な傾向がある。また彼らの超越体験は、“宗教またはスピリチュアル”体験とみなされている…

  19. …超越者たちは、自我(エゴ)、私、アイデンティティを超越し、自己実現を超えるほうが簡単だとみている。人は強いアイデンティティでもってして、誰が自分のことを知っているのか、自分がどこに向かっているのか、自分が何を望んでいるのか、自分は何が得意で、どんな強みがあるのかと、自分を説明する。ところが、こう言った物差しでは超越者のことは十分に説明できない。つまり、「彼らは確かにこれでしょう。でもこれ以上なのです」。と言ったようになる。

  20. 「ただ在るという領域(B-realm)」の彼らの認識では、実用的な経験をする常人たちより、より多くの最終的な経験(仏教でいう空の体験)をする。それは水たまりの色、窓を滴る雨のしずく、肌の滑らかさ、動く芋虫に魅せられた子どもたちのような、物事に強い興味を抱くことだ。

  21. 理論的には、超越者たちは実用的というより、いくぶんより道教的である。

  22. カッコ付きの”愛”、友情、性、権威、権力などのために通り過ぎる、いわゆる愛と憎しみの混合ではなく、完全な心からの葛藤がない愛、受容…

  23. 超越者たちは“自分の肌(※境界線)を超えた原因”に関心があり、“仕事と遊びを融合する”ことができ、“仕事を愛し”て、“支払われるお金よりもどんな対価が払われるか”、至高体験が可能か、に高い興味を示す。歴史を通して、神秘主義者と超越者たちは贅沢、特権、名誉、所有よりも、シンプルさを好む傾向があるようだ。

  24. 漠然とした直感である点は否めないが、わたしの知る超越者たちは、外胚葉型(※アメリカの心理学者W.H.シェルドンによる体型、性格類型の一型のこと。胎生期において外胚葉の発達がよく,長じてはやせた体型をもつ者。性格的には,反応は早いが,引込み思案で,表出抑制が多く,非社交的なタイプ)傾向にある。

 

ハイヤーセルフは決してあなたを罰さない、傷つけない。

このなかに、あなたが繋がって取り入れたいハイヤーセルフの資質はありましたか? 「超越者だったら贅沢したらダメというから、オシャレ出来ないのかしら」など全て従う必要がありません。いまの自分にとって心地よく、ピンと来て、もっとあなたが健やかな形で成長できると思ったものだけと繋がってください。

なぜならハイヤーセルフの目線では、愛するあなたに足りないものはないのです。あなたを罰するのではなく、無条件に愛して、尊重するのがハイヤーセルフです。

 

ハイヤーセルフは誰よりもあなたのことを愛して、応援してくれる存在です。目線の高さが変わると見える現実やキャッチできる情報も変わります。捉え方が変わるとそれにともなう行動も変わります。また着眼点が変わると解釈も変わりますので、現在だけではなく、過去の囚われからも自由になれます。

私たちがつながりたいと求めるほど、ありがたいことにハイヤーセルフはそれに応じてくれます。

彼らとの対話を深め、より自分とハイヤーセルフと世界との心地よい関係を築いてみませんか。