加速する二極化とは? 外側の出来事はすべて、自分の中にあるものを確認してくれている

ガソリンじゃなく水素で走る車の時代がやってくる。

米アップルが電気自動車(EV)参入を検討しています。「プロジェクトタイタン」と銘打ち、カリフォルニア州で自動運転の実験を繰り返しているとか。その国の大統領、バイデン氏がエネルギーの脱炭素化を掲げているけど、日本もいよいよ本格的に車の電動化に向かっています。

すいへーりーベーぼくのふね。

って、学生時代に元素周期表を暗記したけど、その一番の「すい」の水素が鍵になる車の電動化時代。

燃料電池車(FCV)は、ガソリンの代わりに水素をエネルギーにして走ります。水素は無味無臭です。

だから漏れたのに気づかず、大爆発する可能性があると規制が強くて、なかなか水素ステーションの設置が進みませんでした。

その見直しが進んで、2022年春からENEOSホールディングスが水素充填サービスを展開するとか。神奈川県と愛知県の2か所からスタートするそうです。期待感が高まり、ENEOSをはじめ、国内水素販売トップの岩谷産業などの関連銘柄株価がグンと上がっています。

 

今後も世界は加速度的に変化していく。

来春といえば、今白熱している新型コロナウイルスのワクチン摂取もほぼ国民に行き渡って、ウイズコロナ生活も日常化したころですね。本当この一年で目まぐるしい変化があったけど、これからも引き続き変わりいくんだろうな。

日本は、90%以上の一次エネルギー(※)を海外の化石燃料に頼っているから、水素の原料も当初それ然りでしょう。でも、ここで水素を太陽光や風力からつくるというアプローチも並行して推進すれば、ものごとを決める人や選択する基準になる価値観もさらに加速して変わりゆくように思います。

(※)加工されていない状態で供給されるエネルギーを指す。石油や石炭、天然ガス、ウランのような採掘資源から太陽光、水力、風力といった再生可能エネルギー、さらには薪や木炭なども該当。

いうならば株の複利効果みたいなものです。ちょっとした変化がプラスされるとその次のちょっとした変化がさらに大きな違いになっていくというような。

そこで世界はどちらに進んでいくのかな。分配や共存が動機になる長期的な持続可能型か、独占や排他が動機になる短期的な利益追求型か。今は本当に転換点のような感じがします。新型コロナや地震、森さんの女性蔑視発言などはそれをクッキリ見せてくれて、私たちの価値観を確認している。本当に私たちは興味深い時代に生きています。

外側の世界は私たちの内側の現れ。心地よいに立ち返る。

そんなときに、ハイスピードで移り行く外側に意識を向けすぎると、ちょっと振り回されてしまうと思います。外側のデータを取りながら、今ここでリアルに感じている自分の内側のデータを確認することが大切だと思います。




外側で起こっていることはすべて、自分の内側の現れだから。それをどう解釈するのかで描く現実が変わるという点においてもそうですし、集合的無意識において私たちの魂の解放はつながる運命共同体だという点においても然りです。

参考記事:辛いのは無意識の選択のせい?自分を超えた大意識との繋がり方

外側がざわついているときこそ、自分がどんな世界を描きたいのか、何が心地いいのか。誰かの正解じゃなくて自分にとっての正しさはなにか。そこで体の実感や呼吸という基本に立ち返ることがますます大切だと感じます。
(※)未来は、えらべる! として、外側の現実が自分の内側の現れだということがわかりやすく理解できるバシャールの一冊

(※)より深くメカニズムを知りたい人は、バシャールゴールドがオススメです。