風の時代へ。冬至の心の毒だし、バシャールの現実創造で何が起こる? 突然顔面マヒに、ラムゼイハント症で緊急入院した話。

地の時代から風の時代へ。顔面麻痺からの心理ブロック外しの旅。

ラムゼイ・ハント症候群になり、ある朝突然顔面麻痺になり、入院しました。後遺症の恐怖などを抱えながらも、これは冬至に向かう大きな愛を実感するプラクティス。強いメンタルブロックの解除とバシャールの現実創造が同時進行中だと感じます。今年の冬至は西洋占星術では時代が変わると言われるグレートコンジャンクションが起こり、地球から見ると土星と木星が重なる日。240年続いた地の星座の時代から水の星座の時代へと移り変わります。それは今までよりもいっそう目に見えないものの力、霊性・精神性が重視されるとき。宇宙エネルギー、流れと調和して生きるという学びにシフトする時期です。今までの当たり前や力技ではうまく行かないコロナ渦で、それを実感されている方も多いでしょう。今回は、私がかかった水疱瘡になった人なら誰でも疾患の恐れがあるラムゼイハント症候群を通じて、現在体験中のパワフルな日々をお届けします。病気、治療内容、またブロック解除に必要な学びとはを綴りました。

ベル麻痺かと思われたが、重度ラムゼイ・ハント症候群だった。

始まりは右の下唇でした。だらりとして締まりがない。1.5倍くらい左に比べて腫れていました。それが先週の木曜。急いで向かった耳鼻科で処方されたのは、手足の痛みやしびれ感などの神経障害を改善するメチコバール錠と、めまいを改善するアデホスコーワ顆粒の2種類。検査だと、低音が聞こえにくくなっているようです。「麻痺も軽度ですよ。何かあれば一週間後に来てください」と言われ、ベル麻痺といういずれ治癒するものなのかなぁーと一安心していました。が、そうではなかった…!麻痺が左半分に移行し、後遺症が残る確率も高いラムゼイハントという重い方でした。

顔面麻痺が残る可能性が50%。「ありのままの自分を受け容れる」の実践!

顔の麻痺が残っちゃうのかなぁ、この倦怠感はずっと続くのかなぁ、とか付き合いも長そうで不安になる病ですが、今までのところ、学べたことがあります。冬至に向かう強めの毒だしがいよいよやってきたかぁ!と思っています。というのも、今年一番心を絞り出してgreenz.jpさんで届けたメッセージ、「ありのままの自分(現実)を受け容れる」。それが全ての始点であるということ。「助けを求めることも修行」とアメリカの禅センターで言われた言葉。それをさらに深い部分で突きつけられているように感じるからです。これはシャーマニックテストとも呼ばれますが、学びが深部で体験されない限り、問いかけの声はさらに大きくなっていくのです。

参考記事:上のメッセージに至った経験を綴ったgreenz.jp「ナバホ族の集落で死にかけて学べた私の幸福学」とし、ここでの説明は省かせていただきます。

「こんな状態になっても、あなたは、あなたの本当の価値を本気で信じますか?」
「こんな状態にあっても、あなたは、あなたの周りにある愛をしっかり受け取れますか?」
「こんな状態にあっても、あなたは、最高の未来を信頼できますか?」

それは、冬至に向けての心理ブロック解除、最後の仕上げともいえます。
これを体験しつくした先には、もっと深い部分での確信を持って、皆さんにメッセージを届けられるとも思っています。
「自分のことを大事にしていい」「世界には愛が溢れている」ということを。
そこで、今体験していることをまだまとまりがなかったり、事実確認がしっかりされていないかもしれないけど、なるべくライブで綴っていきたいと思います。

半顔がボトックス後の政治家のようにまるで動かない。

さて木曜日の診断後、どうにもうまくご飯が食べられないので、バナナと豆乳をミキサーにかけ、それで栄養を取りながら薬を飲んで一日凌ぎました。土曜日の朝、左の顔がまるで動きません。おでこはボトックス注射をした政治家のようにピクリともシワが寄らない。歯磨きをすると左側の唇が閉じられず、含んだ水が溢れ出す始末。母に状況を知らせると、ハント症候群ではないかと再度病院に向かいました。

後遺症を防ぐにはとにかく早めの処置が肝。

おじいちゃん先生に状況を話すと「だって、この間とはまったく状況が違うんだ」と言われ、「おそらくお母さまの判断が正しいでしょう」との一言。すぐに白旗をあげられたので、「母も喜びます」と言ったら、「喜ばれないでしょう」と言われて苦笑い。でもうまく笑顔が作れません。早めのステロイド治療がいいがこの病院では後遺症云々の恐れがあるため行っておらず、「入院治療を受けてください」と厚生病院への紹介状を書いてくださいました。それが土曜日の朝。

ただし病院は土日が休みなので、月曜日からの入院です。実家の母に報告すると「早めの投与が必須なので、そうも言ってられない。他の病院を当たってみてください」と言われます。これが的確な判断でした。おじいちゃん先生が紹介状を書いてくださったからなぁとためらっていましたが、ネットで調べると発症後3日以内、それが無理でも7日以内の処置が後遺症を残しにくくするための肝だとあります。

ラムゼイ・ハント症候群ってどんな病気?

私の病名は、ラムゼイ・ハント症候群。今あるのは、重度の顔面麻痺(左側)、立ちくらみと頭痛、立ち上がると吐き気、難聴、味覚障害です。オンパレード! でも水疱瘡にかかった人なら誰でもかかる可能性がある病気です。潜伏していた水疱瘡ウイルスの帯状疱疹ウイルスが耳に感染し、顔面神経に悪さをすると顔面麻痺になるよう。私のような重症者の場合、50%から60%の顔面麻痺の後遺症が残る可能性があるといいます。やっぱり気分が沈む。しかし、主治医以上に的確な母の判断です。子を思う母の力、スゴシ。

緊急入院。点滴によるステロイド大量療法が始まる。

どっちが主治医かわかりませんが、母の指示に習い、土曜の午前診療にまだ間に合うという新しくできた他の耳鼻科に相談へ行きました。そこが「この総合病院なら土曜日からでも入院できそう。紹介状を書きます。15時までに向かえますか?」と言われ、タオルとパジャマ、来年にgreenz.jpで行う講座のために入院中に改めて読もうと、ナタリー・ゴールドバーグのこの本を突っ込み、立ちくらみを抑えて大急ぎで病院へ。ナタリーは、私が暮らしていたアメリカのニューメキシコ州の禅センターに毎日座りに来ていた作家で全米イチ人気のクリエイティブライテイング講座を行っています。この本は文章術が書かれた本の中で、私が一番しっくりくるもの。「書く」ということのテクニックを超えたヒーリング力、魂とのつながり、人生とのつながり、「書く」の本当の力が感じられる本です。

具体的にどんな治療を行う? 薬の内容は?

耳鼻科の先生は、若くて色白ほんわか美人です。しかもとっても優しい。言いにくそうに、顔の動きからみて麻痺の重度であることを告げられました。左側のおでこがほんの少し動き、鼻、唇などあとはかなり重いそう。「ゆっくり気長に様子を見ていきましょうね」と言われ、ステロイド大量療法がスタートしました。

今夜から200mgのプレドニン(ステロイド点滴)とビタミン剤の点滴(合計4時間)と内服。ステロイドの量は、3日目より150mg、5日目100mg…と、9日目は20mgまで徐々に減らしていきます。内服はバラシクロビル粒状錠(500mg)を朝昼晩2錠の合計3000mg。これはウイルスが増えるのを抑え、症状(水ぶくれ、痛みなど)を改善する薬。それにランソプラールOD錠(15mg)という胸焼けのお薬を夜に一錠。あとは左目が閉じられないため(これが意外に辛く、目が乾燥して激痛)目薬。痛みに応じて痛み止めと睡眠薬。

途中で院内のコンビニで、モイスキンパットMini、3Mのテープ、を購入しました。
眼帯はゴムの部分の締め付けで疲れそうだと思ったので、パットで目を覆ってテープで貼る形にしました。TWICEのジョンヨンの眼帯テープみたいな感じにしたかったのですが、あいにく透明の四角型のテープが見当たらず。覆ってしまうとだいぶラクですが、左目がまったく見えなくなるので、歩くとさらにふらつきます。ステロイドのため、左側の顔が丸く膨張しています。

入院期間は短くて9日間とけっこう長い。

入院は、9日間。一週間か10日後に誘発筋電図を測り、それで良い数値ならあとはリハビリ等で観察。悪い数値なら、骨減荷術という顔面神経の手術になる。その場合の退院は、二週間後。けれどもこの手術は、まだ効果がそれほどあるかどうか定かではないので、医師からは積極的に勧めず、本人判断だそう。その他サイトを調べると、ボトックス注射、針治療などその他で顔面麻痺の後遺症と対処することもあるそうです。

退院時に顔の麻痺が治っていることはなく、3ヶ月ほどかけてゆっくり少しずつ回復していくが、麻痺の状態は6か月から1年で完成。麻痺が残る可能性も5割程度あるそうです。大切なのは、とにかくなるべく顔を動かさない。手を使って動かないほうの顔の皮膚を強めに上、下、円を描くように動かしながらマッサージし、血行が良くなるようにしてくださいとのこと。しかしマッサージすると、私の場合、めまいが出てきてしまい、気分が悪くなってしまいます。

倦怠感と吐き気で、大好きな本も読めない。

入院したとたん、緊張の糸が切れたせいか、コンコンと眠り続けました。立ち上がると立ちくらみがして、吐き気がします。ただし横になっていると収まり、出される病院食は食べられます。でも口がうまく動かせないので、楽しみにしていた麺類は断念。栄養士さんに事前に伝えると変えてもらえます。コップは厚みがあると唇の筋肉が働かないためにホールドできず、こぼれてしまいます。そこで薄い紙コップに移し替えてゆっくり飲んでクリア。入院2日目になると、なんとなく食べ方・飲み方のコツもマスターしていきます。今日からようやくPCを開けるようになりました。不思議と原稿を書いている間は、耳の痛みもめまいも気になりません。熱中した挙句に、点滴が終わっているのに気がつかず、逆流して管に血が半分溜まっていて慌てたほどです。

グラタンの日は食べやすくて完食。ご飯は口がうまく動かずにどうしても歯の前にきてしまって半分残してしまいます。お味噌汁はカップがうまくホールドできずに毎回断念。量は十分ですし、美味しくいただいています。感謝。ベジタリアンですが、それをいちいち伝えるのも面倒をかけるだろう、かつこのタイミングでこれが起きているというのは、必要な栄養なのかもしれないと思い、通常食をいただいています。ダメになったら栄養士さんもいらっしゃるので相談します。今のところ、幸い、お肉!という感じのものはなく、麻婆豆腐のひき肉が出ましたが、それも味わっていただきました。

ありがとう。医療従事者のみなさん。

全部やってもらえるのって、本当にラクだなぁー。院内は厚めのシャツで問題ないほど温かく、暖房による癒し力を改めて実感。どんなにエコを求めていても、体の芯はどっぷりcivilization!に浸かっているのだなぁと思いました…。私は寒さにどうやら弱いようです。それを赦そう。許して受け入れてあげよう。

今はある意味ホテル状態です。お薬を持ってきてもらえ、点滴してもらえ、床の掃除をしてもらえ、ご飯を持ってきて下げてもらえ、入院二日目に耳の神経をみるためのMRI検査や耳鼻科での問診がありましたが、それも診断は病室からエレベーターで降りてすぐだし、待ち時間もない。バーコードで全て管理されているので持ち歩きの荷物もなし。こんなにラクだとは…。本当にしんどかったんだなぁ。ありがたいです。

点滴もMRI検査を受けるのも、この腕のバーコードでピッと管理。便利な世の中になったものです。

土曜に入院して、火曜日までシャワーがないと言われたのですが、日曜日にどうしても頭が洗えないのが気持ち悪く、洗面所でシャワーできないかと相談したら、「消灯前の1時間しかありませんよ。消灯したら電気は消えますからね。迷惑なんです」とナースの方の一人に言われ、シャワー付きの洗面台の場所を教えてもらいました。

相手に期待しすぎなければ、人間関係はラクに。

「5分もかからないけどな。日中は忙しそうだからギリギリまで我慢していたんだけどな。頭髪を洗うための専用洗面台があるということを、入院したときに最初にオリエンテーションするべきでは? 別の言い方ってない?」と思ったけど、彼女には彼女の言い分がある。それを変えようとするのはバウンダリーを超えているかもな、と思い直しました。とりあえずシャンプーができるからラッキー♡と、目の前の良い部分に目を向かせ、「申し訳ありません。教えていただいて本当に助かります。ありがとうございます」と伝えて、3分猛ダッシュで洗髪した後、シンクに残っていた毛髪を全て掃除し消灯45分前に撤収。

モンスター患者さんを観察してみる。

同じ病室にタルミさん(仮名)という強烈なおばあさんがいました。なまりから判断すると多分中国で生まれ育った人で、半分以上何をお話ししているのかわかりません。ただ、タルミさんの強い欲求をまとめると以下です。
1. 帰りたい
2. 入院治療費が払えない、払いたくない
3. オトーサン(多分ご主人)の世話がある

直ちに病院を出たい。

しかしタルミさんは透析等が必要で具合が悪く外出禁止。暴れ回り、夜も朝も叫びどおし。イビキはすごいし、消灯後に電気も消さない。ということで入院初日の夜は、まったく眠れませんでした。これがずっと続くのかー、と若干ブルーになりましたが、私の「書きたい」というサガにとっては、タルミさんは貴重な存在。抵抗せずに、むしろこれを活かし、しっかり観察してみようと思い直しました。(ネタになる!)

そこで、トイレに行こうとしてタルミさんに鉢合わせば、軽く談笑してみたり(絶妙に会話が成立しないが、最後に、必ず元気よく“ありがとう!”と言ってもらえる)。看護師の方々のタルミさんへのやり取りを観察して感動します。彼女たちは、タルミさんがごねても、ちゃんと聞いてあげたり、「女子会しましょう」と言ってお話しようとアプローチしたり、カーペットを引いて少しでも病室を温かいイメージしようとしてみたり(タルミさんに「そんな汚らしいもの置かんで!」と冷たく一喝されてしまうけれど)。夜勤などの重労働だけではなく、このようなモンスター患者さんのカウンセラー的なメンタルケアも行っているのだなぁと本当に感心しました。ありがたいです。

穏やかな観察者の意識でいると、バシャールの現実創造が働きだす。

ちなみに私の部屋は4人部屋で、入り口側のスペースでした。コロナのために面会は全て禁止。カーテンでしっかりと区切られているので、どんな人が同室者なのかわかりません。ただし入り口のドアは全開なので、デイステーションの電話で話す人、窓口の看護師さんたちの会話、機材の音などすべての音がしっかりと聞こえて(左側の耳が敏感になり、難聴があるのに、カツンとか高音はいつも以上に鋭く聞こえる)、どうにも休まりません。奥の窓側の部屋がいいなぁ・・・耳も体も休まらないなぁ・・・と思っていたのです。タルミさんの場所は、奥の窓側の部屋。

静かに観察していたタルミさんは暴れ回った挙句、別の人とお部屋チェンジになりました。あー、タルミさんとこ空きになるのかー。いいなぁー。そこいきたいなぁー。でもそんなことリクエストするのわがままだよなーと思っていました。

すると、「昨日の今日で大変申し訳ないのですが、タルミさんのところにお引っ越ししていただけないでしょうか? 次の方は介添えが必要で手前側のお部屋の方がいいのです」と看護師さん自らお願いされる形で窓側の部屋をゲット。引き寄せの法則って、本当にあるんだなぁーと実感しました。何か嫌な現実が目の前にあったとしても、それに引きずられすぎず、そこから良い部分を体験すると、それに付随した未来の現実が展開されていくというこのバシャールのメソッド私は、この本からは大きく影響を受け、それを実践しています。そして今回も、まさに世界はそう成り立っているんだな、未来は作れるんだなと実感しました。

現実に飲まれすぎず、観察者の意識でいることは、ライターは比較的得意なのかもしれません。全てにおいて「書く情報になる」という意識がどこかしらにあるからです。どこかに第三者の視点、観察者の視点があるんです。この観察者の視点がハイヤーマインド(高次の意識状態)に欠かせないと感じ、私はライティングがその力になると身にしみて感じているので、瞑想と書くをつなげたハイヤーセルフ(高次の自分)と繋がる講座を準備しています。これが今私が提供できる一番パワフルな手法だと思うから。

突然いただいた”教える”という機会。でもそれには生き方が全部現れる。

でも正直言えば、思っていたよりも、教える機会がやってきたのが早かったです。最初はマキワリ邸・家主ヨーコちゃんから大学の学部生さんたちに瞑想を教える機会をいただきました。ヨーコちゃんが守るホールドされた場で行われた自然な流れでした。その授業期間中に別の原稿について話していたときにgreenz.jpの担当者さんから「土居さんのクラスをやってみませんか?」と声をかけていただいたのです。

学部生さんに教えて感じたのは、教えるとは、その人の人生すべてが現れるものだということ。どんなにもっともらしいことを言っても、言っている本人がそれを心からそれを実感して生きていないときちんと伝わらないんです。

つまり、さらに深部の自分の癒しが必要になります。内容もさることながら、そのプレゼンス(言行一致の在り方)が受講してくれた人によりオーセンティックで大きな光を届けることになると感じます。入院中にも皆さんにサービスしたいことが湧き上がってきましたが、とりあえず顔が動かないとクラスをしても癒やしどころか皆さんをビビらせるだけ(苦笑)。宇宙にお任せして、ベストなタイミングを待ちます。

赤ちゃんの私を大事にする、が冬至のメンタルブロックの鍵。

そして書いた記事のメッセージも、書いて終わりじゃないんだなぁと改めて思います。greenz.jpのナバホの記事で絞り出し、それまでもここマキワリ日記で思いを綴り、希望を語る。でもそれを生きるというのは、永遠に続く学びなのでしょう。ぐるぐると回転し続ける円が少しずつ傾斜を上げていくように、まったく同じことを繰り返しているわけではありませんが、学びのテーマは重複し、その学びはより深くなっていきます。書くことは各自各タイミングでの学びのテーマをクリアにし、ブレたときに気づかせてくれる大きなコンパスになります。そういう意味でとてもパワフルな助っ人になります。

今の学びのテーマがわかっていただけに、なんでギリギリになるまで、私は助けてって言えないのかなぁーと。この病気になって、一番に思いました。本当に痛切に。greenz.jpでお届けしたばかりのメッセージなのになぁ。入院の用意を抱えながら駅に向かう途中、涙が滲みました。マスクで隠れてよかったです。みんなに伝えている以上、それをちゃんと生きなきゃ。

ヨーコちゃんや友だち、両親も、みんないつも手を差し伸べてくれているのに。母は上京しようとしてくれ、父はきっとどうしたらいいかわからず、エールがわりにマスク姿の彼の謎の動画と猫の画像をLINEで送ってくれ、ヨーコちゃんは大阪の大学の先生なのにオンライン授業だからいつでも上京して駆けつけると言ってくれて。たまたまやりとりがあって伝えたアメリカの友だちたちも何かを送リたいとか、入院費用は大丈夫なのかとか(家族?!ありがとう。大丈夫です。笑)など、とても優しいメッセージをくれました。

そこまでみんながしてくれると思わなかったからびっくりしました。コロナだからどの行為もお受けできないことで負担をかけずホッとしたと同時に、みんなの愛を知れたことが、本当にうれしかったです。今はこの愛に浸るってことだなぁと思います。なんだか後ろめたくて助けてって言えないなら、まず、大前提として助けられているってことを感じることから始めればいい。

昨夜から始まり、赤ちゃんのときの私の映像が頭に浮かんでいます。それは、赤い上着と薄い卵色みたいなパッチ付きのズボンを履いている生後8ヶ月ぐらいの私。そんな服を着ていた時があったのかしら。両足をVの字に開いて寝そべって、すっごく笑っています。天井には吊り下げられたメリーゴーランドみたいな揺れるおもちゃ。ただ生きているだけで本当に楽しそうです。この世界に存在していることが全身で嬉しくって。世界を信頼しまくっていて。親の愛と安心に包まれて。ドミードミーソミドーという音が微かに聞こえます。ありがたさと幸せと愛がいっぱい広がりました。これは、母の祈りかな。彼女に加えて、みんなの祈りが届いているのでしょう。

この赤ちゃんの私を笑顔にする、私の中の神さまを大事にする。そんなふうに生きていけばいいのかなと思っています。それが冬至に向かう心理ブロック解除のヒントだと感じます。退院したら、マルコリーニかエルメのパフェを食べにいきたい!(口が動いたら)。

私は器用な人間じゃないから、本当に体感しないと伝えられないところがあります。世界的な平和活動家、世界的な学者、スターや著名人、職業柄、そして渡米してからの冒険でいろんな人にお会いました。お話を伺うだけではなく、住み込みで一緒に生活し学ばせていただいた方々もいます。そこで、私自身が本当に癒されたり、感銘を受けた人というのが、どんな肩書きや学歴よりも、第一に言っていることとやっていることが一致している人でした。生きた言葉や、その人のプレゼンス(たたずまい)には、なにものにも勝る目に見えないパワーのようなものがあります。だから実感が伴わないことは、お伝えできないのです。

別に世界平和を目指すという大きな目標じゃなくてもいいんです。自分や目の前の人を本当に大切にして、ちゃんと向き合って、自分が作り上げたい世界を創っている人。それにひたむきに向かって、謙虚で、周りの人を巻き込んで、ユーモアもあって、誠実で。壮大なことを目指していなくても、それは最終的に世界平和につながるんじゃないかなと思います。湖に投げられた石の波紋のように、優しさも思いやりも情熱も広がっていくからです。そして私の周りにいるのは、そんな人たちです。肩書きも年齢も性別もさまざまです。自分もそんな人にできるだけなりたい。100%は難しくても、「今も学んでいます」と正直に伝えられる人でありたい。だから、この経験をしっかりと生かせるタイミングになったときに、本当にパワフルなクラスを精一杯皆さんにお届けしたいと思います。