いい気分だといい情報にアクセスできる

久しぶりに行列に並びました。
11時に焼き上がるミスタードーナツのピエール マルコリーニ コレクションを食べるためにです。というのもその前日になんだか気分が沈んだから。

ふさいだ気持ちを感じ切ったうえで、「なにがしたい?」「どうしたい?」と自分に聞きました。しばらく無言ののち待ち続けると、「ミスドのマルコリーニのフォンダンショコラ ドーナツとオールドファッションが食べたい!カフェオレおかわりで!」という心の声がしました。

よしきた!っと思いました。叶えて差し上げましょう。

このように願望が出てきたら、逃がさないようにグッとその場でつかむこと。病気になった昨年末から集中してやっています。これは、必要な情報にアクセスするためにもとても大切なことだと実感しているから。

願望といっても別に、将来なにがしたいかとか大きなことじゃなくていいんです。お金がかからないことでもいい。例えば、今業務に集中しているけど、本音のところはトイレに行きたいかとか。だったらそのニーズをまず満たすというレベルからです。

なんだ、それって怠慢に生きているだけじゃないのと思われるかもしれません。私も真面目で修行グセがあるほうなので(自分でいうのもなんだけど)、こんなリラックスした生き方ではいずれバチが当たったりするかもしれないとふと不安になることもあります。

でも病気になってからというもの、今までの自分を振り返って、エネルギーが良い状態のほうがアクセス出来るものがいいんだなと腑に落ちたんです。だから、いっちょ本気になってそれを生きることにしました。アクセルとブレーキの両方を踏んでいると心のタイヤを傷めるだけだし。

いい気分でいるとうまくいくという経験を重ねてお知らせできたら、これを読んでくださる人と全員でもっと楽しく人生を生きられるんじゃ無いかなと思っています。というのも私たちの意識はつながっているから(集合的無意識)、全員で気分があがるほうが宇宙のパワーが倍増するので、私にとってもありがたいのです。

参考記事:パンデミックの時代に心の種に水をやろう。幸せのための集合的無意識の活かし方。

ゲシュタルト心理学の創始者のひとり、ヴォルフガング・ケーラー博士もまた、過去の偉大な発見は、3Bの環境でなされたと言います。3Bとは、Bed(寝る)、Bus(バス)。つまり乗り物や歩いたりの移動)、 Bath(風呂)の頭文字です。

心に余裕があるときのほうが、ふっと良い答えをダウンロードしやすいことは昔から言われてきたことです。天才物理学者リサ・ランドール博士もアインシュタイン博士も思いつかなかった5次元の方程式を散歩中にひらめいたのだそうです。考えて考えて考え抜いた末に、ふっとそれを止めてリラックスしたときに神の声が微笑むのです。

しかも自分を満たしていると、人にも優しくできる。




エイブラハムは、このすべての創造と愛のエネルギーの渦をヴォルテックスと呼んでいます。その中にいると物事が現実化しやすいのだそうです。

私が初めてゲシュタルト心理学に触れたエサレン研究所を始め、幸福心理学を学んだバークレー心理学部、実際に住み込んで禅修行させてもらったウパヤ禅センター、タサハラ禅センター、ヴィパッサナー瞑想センター、アメリカ先住民ナバホ族の集落、マガジンハウスで取材した著名人たち、読み続けてきた本(去年は1000冊読みました!)やYouTubeなどなどから教わってきたこと。それぞれに教義やメソッドも違いますが、すべてに共通していたのは平たくいうと、

今を感じること。

頭の中のいじわるに惑わされないこと。

私たちは切っても切り離せない仲であること。

だからいい気分でいること。

それはなるべく他の誰をも傷つけず、何より自分を傷つけない方法で。

なにごとも自分次第で、気持ちが大事。

つまり表現は違えども、すべてヴォルテックスと集合的無意識の概念です。

現実は自分の内側の現れで、自分次第で変えられること(というか自分しか変えられないこと)です。今までそれらを知識として理解してきたようだけど、だいぶ頭でっかちだったことも多かったみたい。なにしろ頭の中が悪魔みたいに自分に厳しかったので。ちょっと学んだことを本腰入れて、実生活に取り入れたらどんな風で、私なりにこうしてみて、それがどうなってと、もっと自分ごととして行動に移すことだなと思っています。一体どうなるんだろう…。それをここで身近な言葉でもお話ししていけたらと思っています。